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インド最高峰・インド工科大学視察レポート(2019年12月)

皆さん、こんにちは!グロサイです🦏

2020年もあっという間に1か月が、過ぎようとしてますね!今シーズンは比較的暖かいと言われておりますが、この記事では年中暑いインドのレポートなので、少しは気分がアツくなれば幸いです!!

1.なぜインドなのか

なんとなく「インド」と言えば、インド工科大学をはじめ優秀なエンジニアが沢山いそう、、、そんなイメージをお持ちではないでしょうか??

 1)圧倒的な人口の多さ

実際に何故インド人採用がねらい目なのか、、、!?
それは、やはり何と言っても「人口の多さ」でしょう!
 インドは2017年時点で13億人を超える人口を有しておりますが、まだまだ増加傾向にあり、10年後の2030年にはなんと中国を追い越し世界1位になることが予想されています。
 さらに、平均年齢も日本は46歳に対し、インドはなんと25歳と非常に若くてパワフルな国と言えます。

 2)世界中で活躍している優秀な人材も多数

 それだけではなく、インドから多くの著名な経営者(Googleの現CEOサンダー・ピチャイ氏や元ソフトバンク副社長のニケシュ・アローラ氏など)や世界中で活躍している技術者など世界トップ人材が輩出されており、まさに人材の宝庫といった位置づけです。

2.インド工科大学(IIT)の約半数が、卒業後海外企業へ就職

 これだけ人口も多く、優秀な人材を輩出しているインド。その中でも特にトップレベルに位置付けられているのが、インド工科大学(IIT/Indian Institutes of Technology)です。
 インド工科大学はインド国内の上位2~3%の学生しか入学できない名実ともに超難関校で、国内の主要エリアを中心に16校あります。
 インド国内では英語が公用語のため、基本的に英語話者が多く、技術力があれば卒業後は給与も生活レベルも高い欧米圏に進むことがスタンダードのようです。

 ただ、昨今アメリカ合衆国ではトランプ政権や、EUなどでは移民の受け入れ拒否が進んでいるため、インド人に限らず外国人が欧米圏で就業するには以前よりハードルが上がってきている状況だそうです。
 そんな中、徐々に日本企業(ソニー、楽天、NEC、ソフトバンク、村田製作所など)がインド工科大学へ採用しに行っていることや元々歴史的にも強い日印関係ということもあり、インド工科大学の学生は日本にも目が向き始めているようです!

3.インド工科大学(IIT)を視察しました!

そんな中、我々はインド工科大学ボンベイ校、インド工科大学ガンディナガル校に視察をしてきました!

 1)インド工科大学・ボンベイ校

 16校ある中に新・旧と2つにグルーピングするのですが、ボンベイ校はインド第二の都市ムンバイに位置する旧IITの中でも代表的な学校です。
市内からは北に外れ、ポワイ͡湖の傍にあり緑豊かな場所で学生たちは学業に集中できる環境です。

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今回訪問したのはボンベイ校の中でも、
・プレイスメントセンター(キャリアセンターのような施設)
・12月頭から約2週間ほど開催される学内フェアの様子

を視察してきました!

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 IITのプレイスメントセンターは学内フェアの運営部署でもあり、出展企業の選定やスケジュール、部屋割りなど全てをコントロールしている組織です。2週間ほどの長期間にわたるフェアですが、原則学生が内定承諾をすると併願ができないというルールが徹底されております。
 なので、出展企業は一日でも早い日程で参加したい!という要望があるのですが、それもプレイスメントセンター次第となります。では、プレイスメントセンターはどうやって決めているか?というと、夏ごろに行われる学生からの投票だそうです。DAY1から、GAFAやマイクロソフト、ゴールドマンサックスなど名だたる企業が参加しております。

そんな学内フェアはどんな会場で行われているのか、下記写真をご覧ください!!

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普段はホステルとして利用されておりますので、部屋は狭く、蒸し暑い環境です・・・汗

帰り際には日本企業の方々を見かけました。

 2)インド工科大学・ガンディナガル校

 こちらは新IITにグルーピングされており、設立が2008年とまだ歴史も浅い学校です。ムンバイから北に約500キロほど離れているアフメダバードの更に北に位置しております。日本からは2019年12月時点では直行便がないので、トランジットが必須になるのでアクセスは良くはないですが、採用競合は少ない場所です!

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 新IITということで、校舎や施設などは比較的新しく、居心地の良い環境でした。面接できる部屋もホステルではなく部屋が準備されており、快適そうです笑

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 キャンパス内に寮も完備されており、校舎や運動場と非常に近い距離にあるので学生が勉強をする環境としては非常に良い場所だと感じました。プレイスメントセンターの方々も非常に協力的で、日本企業に是非採用やインターンシップ受入れに来て欲しいと言って頂けました!

 日本の将来はエンジニア不足に陥ることは確実視されておりますが、インドにはたくさんの有望株が揃っております!

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いかがでしたでしょうか?
 マイナビではインド工科大学ムンバイ校やガンディナガル校だけではなく、他大学への視察プランやインターンシップ・採用関連のプランニングも行えますので、まずはご相談頂ければ幸いです!

それでは今日はここまでです!
次回の記事もお楽しみください。
今週もお疲れサイでした!🦏

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