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待ちの姿勢から積極的な採用手法を!仕事内容だけでなく生活面についてのフォローに重きを置き、1名内定承諾!

皆さん、こんにちは!グロサイです🦏

今日は外国人採用に取り組まれている企業様のインタビュー記事をご紹介したいと思います。

富山県、石川県、福井県という北陸地域の生活・産業を「電気」を通じて支える北陸電力。株式会社マイナビのサービス「グローバル人材紹介」をご利用いただき、外国人留学生を採用いただけました。今回は、北陸電力の採用担当である小林様に、当社サービスの活用に至った背景、外国籍社員受け入れ後の社内での取り組みなどについて伺いました。

北陸電力株式会社/北陸電力送配電株式会社
■業種:電力・ガス・エネルギー
■従業員::約5,600名
■採用職種:技術系総合職
■お話いただいた方:北陸電力(株) 人事労務部人材開発チーム 小林さま(取材当時)

■グローバル人材紹介を選んだ理由
多様な価値観や考え方など、これまでにない人材を確保することでダイバーシティ経営を推進するため

■導入前の課題
ナビサイト等による「待ち」の採用活動だった

■導入後の成果
・コンサルタントとの十分な擦り合わせで当社が求める優秀な学生を紹介いただき、内定に繋がった
・新卒採用の最も忙しい時期にほぼ工数を減らせた

Q1.一昨年(2018年)より外国人採用を開始したと伺いました。そのきっかけを教えてください。

当時の採用活動では、明確に外国人留学生の採用を意識していたわけではありませんでした。たまたま応募があった学生が、当社が求める電気系の知識が豊富で日本語能力も高く、非常に優秀な学生だったため採用に至ったのがきっかけになります。

Q2.はじめての外国籍社員の受け入れで苦労した点はありましたか?

受入部署とも体制や配属について議論していましたが、受入に関して前向きな意見が多かったように思います。電力自由化など電力会社を取り巻く環境は変化し続けています。そうした環境のなかで、これまでにない新たなことに挑戦しようという機運が高まっていました。受入現場も「一度やってみよう」という雰囲気でした。外国籍社員を受け入れる現場は、初めて日本語以外が母国語の方を受け入れるとあって、はじめはソワソワしていましたが、日本語での意思疎通に問題がなかったため、スムーズに部署の雰囲気に馴染んでいきました。

北陸電力用写真① (1)

Q3.実際に受け入れて二年が過ぎました。いかがですか?

基本的に外国籍社員だから、ということで特別な教育や業務はさせていません。大学で学んだ電気系の知識を生かして日本人の新入社員と同じ仕事に挑戦しています。受入部署は最初、「どう話しかければいいのか、、、」という戸惑いがあったそうですが、彼らの方から、外国籍社員に対して食事に誘うなど働きかけたそうです。地元出身の方が多い職場なので、外国籍社員の方の存在は、地元「外」のことを知るきっかけにもなっていたようです。

Q4.では今回、マイナビの「グローバル人材紹介」を活用したきっかけについて教えて下さい。実は昨年も利用して頂いていましたよね、、、

はい、昨年もグローバル人材紹介サービスを利用しておりましたが、最終的に採用することが出来ませんでした。ただし、サービスには満足しておりましたので今年も利用させていただきました。

「グローバル人材紹介」は、マイナビと様々なお付き合いがあった中で紹介されたサービスの一つでしたが、2018年に外国籍の留学生を採用したことがきっかけとなり、会社の上層部からも「今後も継続的に採用したい」という意向を受けたタイミングで、まさに「渡りに船」でした。

Q5.マイナビの「グローバル人材紹介」を利用されてよかった点は?

春の時期は新卒採用担当者としては非常に忙しい時期です。そうした時期に当社の求める人材に合致した方をピンポイントにご推薦いただけた点、また採用にかける労力を大きく減らせた点が良かったです。特に、当社が求める機電系学生が、どの大学のどの学部に多くいるのかといった情報はネットなどでは分かりづらい部分があります。そうした情報を調べる手間を削減できたのは良かったです。またマイナビの担当の方との事前ヒアリングを通じて、使用言語、日本語のレベル感、専門性などの細かいすり合わせを行ったことで、当社要望に合致した方を紹介いただけました。

北陸電力用写真② (1)

Q6.北陸地域では、年々エントリー者の減少傾向が続いているのでしょうか?

北陸3県出身の方で都会へ進学し、そのまま就職される方が少なくありません。Uターン就職希望者の数は年々減少しているように思います。そうした中で、機電系学生で、長く日本で働きたいという方は積極的に採用したいと思っています。通訳など目的に応じて外国籍社員の処遇を分けている会社もあると思いますが、当社は、国籍を問わず日本人と同じ仕事をしてもらいます。そのため処遇、昇給、賞与についても日本人と同様です。

Q7.生活についての不安払拭はどのようにされていましたか?

技術者の仕事は屋外で作業することが少なくありません。そのため仕事内容だけでなく、気候や生活環境についても面接の前後で細かくフォローするようにしました。面接では仕事内容をすりあわせ、面接以外の時間でも生活面をフォローしていくように心がけました。やはり入社後すぐに退職されてしまうのは、お互いにとって不利益です。入社後のギャップがないようお互い包み隠さずやりとりしました。

Q8.今後の留学生採用の展望について教えて下さい

ダイバーシティ経営推進の観点のほか、当社は海外進出も掲げており、当社の成長・発展に貢献していただける人材を求めています。高い専門性を備え、日本で働きたい方や海外進出にチャレンジしたいという学生を積極的に採用していきたいと思います。

それでは次回の記事もお楽しみください。
今週もお疲れサイでした!🦏

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