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タイ・バンコクで開催する、タイ人のための日系企業就職イベント!「WakuWaku Job Fair」レポート

皆さん、こんにちは!グロサイです🦏

今日は、2020年2月22日(土)にタイ・バンコクで開催された、
『 WakuWaku Job Fair 』 という現地のタイ人向け日系企業就職イベントについてレポート致します。

 本イベントでは、「タイ国内就職」向けの合同企業説明会エリアとマイナビが代理販売させていただいている「日本国内就職」向けの面接エリアに分かれておりますので、それぞれの様子をレポートしたいと思います!

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1. WakuWaku Job Fairとは

 タイ国内では日系企業の進出が古くから多く、日本語教育が盛んで、日本語人材数が多いことが特徴です。また、2013年より日本への観光ビザ免除により日本への観光が増え、日本への就職希望者も増加しています。タイ国内人材の直接採用はまさに、いま進んでいます!

 タイ最大の日本語人材サイト「WakuWaku」は、15, 000人の日本語が堪能な人材が登録しています。そこでマイナビと、WakuWaku Job Fair主催企業TalentEx社と共同で、日本企業の採用支援のプランをご用意いたしました。

 来場者の多くはタイ在住で、日本企業への就職を考えているタイ人の方々です。(非常に少数ですが、日本人の方でタイにて就職活動中の方もいらっしゃいました!)大学で日本語専攻または卒業してから日本へ留学、または専門学校で勉強される方が多く、N3以上方が多いです。
(N3のレベル感については前回の記事をご参考ください!)

 本イベントは2つのエリアに分かれており、「タイ国内就職」向けの合同企業説明会エリアには、日系企業のタイ現地法人の採用担当者がブースを構え、企業説明を行っています。
そして、日本企業の採用支援プランとしてご用意した「日本国内就職」向けの面接会エリアでは、日本企業の人事担当者が面接をするためにタイを訪れ粛々と面接を行います。

 ~タイついての豆知識~

■タイに進出している日系企業の総数(拠点数)は、
 3,925拠点と世界第4位!前年比では約120%増加(2017年10月時点)※1
■在留邦人は75,647人(2018年10月時点)に上り、国別でみるとアメリカ、中国、オーストラリアに続き、世界第4位!(都市別だとバンコクは世界第2位!)※2
■日本語能力試験受験者人数(2019年度7月実施)は、
 12,576人と世界第7位※3
■日本語教育機関は、606あり、学習者数は173,817人※4
<参照元>
※1 外務省領事局政策課「海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)」(平成29年10月1日)
※2 外務省「海外在留邦人数調査統計」令和元年(2019)版(平成30年10月1日現在)
※3 JLPT/2019年第1回(7月)データ実施国・地域別応募者数・受験者数
※4 2015年度日本語教育機関調査結果)

2. 当日の様子をレポート!

 1) 会場全体

 イベントは10:30に開場ですが、10:00からは合同企業説明会の会場で、開会式が執り行われます。

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 イベントの開催時間は10:30~17:00です。10:30ごろには大勢の来場者がレジュメを準備して受付を行っています。(タイではレジュメのフォーマットは特になく、皆さん自由な書式で持ってきています!)
受付では日本語能力試験のレベル(N1~N5、取得なし)を色分けして名札を渡し、名前を記入してもらいます。

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コピー機

 コピー機も用意していますが、レジュメを持っていないという方には、手書きのレジュメ用紙をご用意しています。


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・トークセッションエリア
 合同企業説明会エリアのすぐ外では、様々なテーマでのトークイベントが用意されています。日本語通訳者として活躍しているタイ人3名の方のお話や、タイの若手CEOに学ぶスタートアップ事情、日本文化のマナー講座などがありました。


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・出展企業のための休憩スペース
ドリンク、軽食が用意されており、長時間のプレゼンや面接の合間にゆっくりと休憩できます。


昼ごはん

・お昼休憩
出展企業様には会場となるホテルでのビュッフェ形式のお昼ご飯をご用意しています。バンコクの都会さが感じられますね!

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・5分間企業PRコーナー
午後には参加企業が1社ずつ5分間のPRを行います。

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・スタンプラリーの景品コーナー
企業ブースを複数まわると、景品が抽選であたるスタンプラリーを実施しています。

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・豪華景品の抽選発表(16時半ごろ)
ブースを8個以上まわることで抽選権が与えられる豪華景品コーナーでは、1等賞に日本航空(JAL)でいく日本への航空券、2等賞に東京ディズニーランド又はユニバーサルスタジオジャパンの入場チケット、3等賞にオンライン日本語講座の無料レッスン券があり、イベント最後に盛り上がりをみせました!

 2)合同企業説明会エリア

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 こちらでは気になる企業のブースに自由に立ち寄って、企業説明を聞くことができます。合同企業説明会ですが、椅子が企業側に2脚、求職者側に2脚という設置ということもあり、採用担当者と求職者がほぼ1対1でお話をされており、面談のような雰囲気がみてとれました。
 レジュメをその場で渡したり、熱心に企業のお話を聞いて質問をしている方が多く見受けられました。また、タイ人の担当者の方がブースに立っている企業が多く、タイ語、日本語が飛び交っています。装飾は日本らしさを取り入れつつ、タイならではのイベントを楽しむ文化が感じられます。

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 3) 面接会エリア

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 今回は日本から1社面接会にご参加いただきました。事前に企業の採用要件に合う求職者を集め、渡航前に面接候補者の履歴書をお渡しします。事前のスクリーニングを行った上で、当日の面接を迎えるため、日本から参加の企業様に短期間で効率的な採用をご提供いたします。
 ご参加いただいた企業様は、面接直前に候補者の方にエントリーシートの記入を行っていただき、7名の方との面接を行いました。個室をご用意していますので、静かな環境で面接を行うことができます。


3. 参加企業の声

イベント直後の人事ご担当者様に生の感想を頂きました!

「語学力・専攻分野・年齢・経歴などすべてがピッタリと合う人材は見つけられなかったが、初めて採用に挑む国で勉強になりました。本日参加できなかった方のオンライン面接をこれから進めていきます」(A社)
「来場人数が多く、日本語話者レベルが高い」(B社)

文理不問の募集の企業様は特に満足度が高かったかと思います。


 今回で9回目の開催となる「WakuWaku Job Fair」(日本就職向けの面接会は今回で3回目となります)は、タイの地方エリアからのバス運行も初めて行い、集客に力を入れました。多くの方がイベントを訪れ、日系企業との新しい出会いがあったと思います!

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それでは今日はここまでです。
次回の記事もお楽しみください。
それでは今週もお疲れサイでした!🦏

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