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外国人留学生の就職状況はいま・・・11月の活動状況

皆さん、こんにちは!グロサイです🦏
今回は11月に実施した外国人留学生の就職活動状況についてお知らせします。コロナ禍でインバウンド需要の大幅な減少、外国人採用数の減少など外国人留学生の就職活動は厳しい状況が続いています。

【アンケート調査概要】
○調査期間/2020年11月13日(金)~11月29日(日)
○調査方法/Global Agent登録者へのオンラインアンケート 
○調査対象/日本の大学・専門学校に留学する外国人留学生
○有効回答数/339名

外国人留学生の11月時点の内々定率は18.0%

外国人留学生の11月時点の内々定率(「内定を得た」+「入社予定先を決めて就職活動を終了した」)は、前回調査した8月から0.2pt減少し、18.0%となりました。減少した要因としては、就職活動を終えている学生の回答を得られなかったことは考えられますが、希望者の多くが就職できる市場ではないということも推測されます。

また、現在の就職活動状況で最も多かったのは「面接」で23.9%、次いで「説明会・セミナー参加」が16.5%でした。企業の情報収集や自己分析を行っている学生と活動を始めていない学生が約2割と、まだ序盤の活動にいる留学生が一定数いることもわかりました。

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就職活動の進捗に関する参考資料として、日本人学生との比較した資料が以下です。外国人留学生の内々定率が非常に低い数値ということがわかります。(*マイナビ2021年卒大学生活動実態調査8月)

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11月に注力している就職活動の内容は「履歴書対策」が増加(8月比5.4pt増)

11月に注力している就職活動内容で最も多かったのは「面接対策」が31.9%(8月比7.2%減)でしたが、「履歴書・ES対策」が5.4pt増加し、19.5.%となりました。夏以降に活動を始めた学生がいることや、一度選考に落ち、やり直している学生が多いことが推測されます。
また、「活動終了または注力していることはない」と回答した学生は11.2%のみのため、88.2%の学生は就職活動を継続しているということがわかりました。

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現在の就職活動について不安が「ある」と回答したのは78.8%

約8割の学生が不安に思うことが「ある」と回答しており、8月から1.6%増加しています。多くの学生が未内定者のため、「内定がもらえるかどうか」という不安の声は最も多いです。また、新型コロナウイルスの影響が考えられる「採用縮小」 「直接会う機会の減少」 「相談機会の減少」という不安も一定数あげられています

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早くから就職活動を始めたもののなかなか選考を通過しない学生やそもそものスケジュールが遅かった方など非常に多くの方がいまだ内定を保有できていない状況です。就職活動を行う外国人留学生にとって、厳しい状況が続いています。多くの学生が不安を感じており、マイナビとして一人でも多くの学生の就職支援に寄与できればと思います。

それでは今日はここまでです!次回投稿もぜひお楽しみに!🦏

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